私の40年史〜タケダと共に歩んできた人生


ひとつの会社に勤め、やがて定年退職を迎える。かつての日本の社会では、当たり前とされていたこと。しかし、それは主に男性の話。一般企業において、定年まで働き続ける女性は少数派であり、むしろ結婚や出産を機に退職する方が多数派だったと言えるだろう。

間もなく、ひとりの女性社員が定年を迎えようとしている。
彼女のキャリアはタケダで始まり、タケダで終わる。およそ40年の人生を、タケダと共に歩んできた。

人生に様々な選択肢がある中で、ひとつの道を直向きに歩み続けることを選んだ。結婚・出産・子育てなどのライフイベントもある中で、気力と体力を持続させ、使命感をもってキャリアを築き上げてきたのだ。

はじめは製薬現場で、実際に薬を手にとって包装作業をしていた。「これが、患者さんに届くんだな」と思うと、「ミスをしないように」というプレッシャーが常にあったという。しかし、辞めようとは思わなかった。仕事にやりがいを感じたからだ。

やがて結婚し、出産し、子育てと仕事を両立することに。そういう時期も、お互いを助け合える職場環境であったおかげで乗り越えることができた。当時は「多様性」「ダイバーシティ」などの言葉はなかったが、それぞれの人生や働き方を認め合える文化は、当たり前のようにあったと言う。

だからこそ、いま、会社全体がグローバル化へと変革していく中で、自ら率先して柔軟に仕事のやり方を変えていくことができる。かつては、朝誰よりも早く出社して、夜遅くまで働くことで自信と充足感を得ていたが、いまでは効率的に仕事をこなして、リフレッシュタイムも上手に作っている。仕事も私生活も「質」を大切にするようになった。

誰もが「働きがいのある職場」を実感してほしいと願う。
そのためには、40年間で培った、時代や仕組の変化に適応する想像力と実行力を後進に受け継がねばならない…タケダの大切な遺伝子として。

彼女は、最後まで挑戦し続けるだろう。



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