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2021年度「IT賞」においてIT奨励賞(トランスフォーメーション領域)を受賞

2021年12月7日

- 革新的な医薬品を生み出すための基盤として、データとデジタルの活用を事業戦略に組み込んだ包括的なアプローチを評価
- 安全なデータ共有および臨床試験推進プラットフォームの構築から、定型業務を自動化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の社員向けソフトウェア開発研修プログラムなど、大小さまざまな具体的な施策事例が受賞に繋がる

当社は、このたび、公益社団法人企業情報化協会(以下、「IT協会」)主催の2021年度「IT賞」において、トランスフォーメーション領域でIT奨励賞を受賞しましたのでお知らせします。

IT 賞は、国内の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進など、「IT を高度に活用したビジネス革新」に顕著な努力を払い、成果をあげたと認めうる企業・団体をIT協会が選定し、表彰するものです。当社が受賞したIT奨励賞(トランスフォーメーション領域)は、事業・組織のあり方を変えるデジタルトランスフォーメーションへの取組みによってITをビジネスや組織経営の根幹にしていくような変革の取り組みを評価するカテゴリーです

当社は、データとデジタルの力でイノベーションを起こすことを私たちの約束として掲げ、様々な取り組みを進めています。例えば、新型コロナウイルス感染症の治療薬を研究するために他社と立ち上げたプロジェクト用に、クラウドを用いた安全なデータ共有および臨床試験推進プラットフォームを通常複数か月かかるものを5日足らずで構築しました。血漿分画製剤事業においては過去と現在のデータソースをクラウドに移行しハードウェアを更改することによって、プロセス改善・業務効率化だけでなく電力消費と二酸化炭素排出量の削減に繋げています。また、山口県光工場では製造業務における人工知能(AI)や無菌操作のためのVRトレーニングを導入しています。

今回の受賞においては、理想的な働き方の実現のための取り組みや、社内横断的な自動化の迅速な普及および規模拡大による効率化の推進が評価されました。シンプルで革新的な当社のソリューションは、従業員により魅力的な体験を提供しており、デジタルトランスフォーメーションの重要な施策の一つである定型業務を自動化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)においては、2020年4月から本格的に取り組みを開始し、その成果として385,000時間分の業務時間削減を達成し、生産性の向上につなげることができました。主な取り組みと成果は、以下の通りです。

 

  1. Automation Ninjaプログラム

従業員が自ら、定型業務を自動化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)のソフトウェアを開発する研修プログラムです。本プログラムでは、RPA概論やUiPathStudioX開発コースから始まり、最終的には自動化のターゲットを開発していくまでの5つのレベルを設定しています。2020年4月から9カ月の間に計7回実施された研修プログラムにおいて1,700名の従業員がトレーニングを受講しており、そのうち350人以上が現在の最上位レベルである自動化のターゲットを開発することができる能力を有するデジタルチャンピオン(Artisan)の段位を取得しています。

 

  1. Rikonaソリューション

投資家および規制当局への開示報告を変革するインベスターリレーションズのソリューションは、開示報告プロセスの一部の自動化を可能にしています。この導入により、四半期あたり約200時間を節約、投資家体験の改善、開示報告プロセスのみならず他の業務プロセスにおける応用の可能性を秘めています。

 

  1. 在庫配分ロボットDino

サプライチェーンにおけるボットは、患者さんのために安定した医薬品供給を保証すべく、製品配分の最適化をスピードアップしています。流通の最適化、規模拡大の可能性を秘めています。

 

  1. データとデジタルを活用した理想的な働き方の実現
  • 機械学習を活用したデジタル請求書管理による請求書支払プロセスの簡素化
  • 人工知能を活用した経費管理ソリューションの導入
  • 自社開発の財務データソリューションにより意思決定に必要なインサイトを提供

*公益社団法人企業情報化協会の発表は、https://www.jiit.or.jp/im/award.htmlをご覧ください。

 

<タケダにおけるDX> 

当社では、企業理念の柱である、患者さん(Patients)、ともに働く仲間(People)、地球環境(Planet)への約束を実現する要素としてデータとデジタルを位置づけることにより、従業員が日々の仕事で力を注ぐべき優先分野として提示しています。2019年にシャイアー社を買収し、IT領域においては20の必須統合プログラムを2年で完了しました。また、2020年に公表したとおり、アマゾン ウェブ サービス(AWS)およびアクセンチュアと戦略的提携契約を締結し、「クラウドファースト」のアプローチで事業変革を進めています。また、マサチューセッツ工科大学(MIT)などの外部パートナーとの連携を活用するとともに、イノベーションに向け内部部門を設置し、従業員に新しいスキルの取得と働き方を促進しています。プライバシーやセキュリティに関する価値観や適用する法規制を遵守しながらデータを資産として活用し、デジタルヘルス技術や戦略的に重要な機能に投資しています。例えば、強固なAI機能を備えた全社的なインテリジェンス・エンジンを構築することで、あらゆるヘルスケア・エコシステムから実社会のデータを収集し、活用することができると考えています。患者さんのプライバシーとセキュリティを保護する外部パートナーと提携し、私たちのデータを活用することで、診断を迅速化し、タケダの疾患領域全体で革新的な治療法の発見と提供を支援することを目指しています。

 

<武田薬品について> 

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。

詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。 

 

以上