ジャパンファーマビジネスユニットにおけるシャイアー統合後の新組織体制について
新たに希少疾患、精神疾患、小児疾患領域を強化、多様化する患者さんのニーズにきめ細かく対応

2019年2月22日

-タケダとシャイアー社の統合シナジーを日本において最大化する組織体制へ2019年4月に移行
-「レアディジーズビジネスユニット」を新設、シャイアー製品を通して希少疾患の患者さんの早期診断、早期治療に貢献
-ジェネラルメディスンビジネスユニット傘下に、新たに精神領域と小児領域をそれぞれ担当するMRを配置し、個々の患者さんの症状に合わせた的確な情報活動を実施

当社は、日本国内の医療用医薬品ビジネスを所管するジャパンファーマビジネスユニット(Japan Pharma Business Unit 以下、「JPBU」)の事業運営体制を、4月1日付けで再編し、新体制へ移行しますのでお知らせします。

患者さんの早期診断、早期治療に貢献
新設するレアディジーズビジネスユニット(Rare Disease Business Unit)では、武田薬品が日本で築いてきたプレゼンスとステークホルダーとの信頼関係をベースに、シャイアー社の希少疾患領域での取り組みを引き継ぎながら、早期診断、早期治療により一層貢献することを目指します。希少疾患領域では、その希少性ゆえに、適切な診断や治療法へのアクセスに時間を要することが課題のひとつとしてあげられているため、医療関係者に対する啓発活動を積極的に行います。また、患者さんと当社との双方向のコミュニケーションチャネルとなる「ペイシェントアドボカシー」機能を強化します。

個々の患者さんの症状に合わせたきめ細かな情報活動を実施
ジェネラルメディスンビジネスユニット(General Medicine Business Unit 以下、「GMBU」)は、プライマリーケア製品の情報活動を通じて、日本ビジネスのプラットフォームの機能を担っていますが、加えて新たな体制では、ADHD(注意欠如・多動症)の情報活動を展開する精神領域MRと小児領域MRを新設します。
小児領域MRは、武田薬品がこれまで主に小児向けワクチンの情報提供活動を通じて、小児科で築いたネットワークを活用し、ADHD患者さんの早期の診断と適切な治療に繋がる活動を担います。
また、精神領域MRは、ADHDと不眠症治療剤「ロゼレム錠」(一般名:ラメルテオン)の活動をベースに、今後の精神系疾患における当社のパイプラインを見据え、よりきめ細かな情報活動体制を構築していきます。

当社取締役JPBUプレジデントの岩﨑真人は、「タケダは237年にわたり、医師、薬剤師などの医療従事者や流通、行政などの幅広いステークホルダーと、プライマリーケアを通して、強固な信頼関係を築いてきました。また、タケダの国内ビジネスは、現在のタケダのグローバル化の礎を作っています。シャイアー社との統合により、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーとして、今まで以上に日本の患者さんと医療への貢献を目指し、タケダの強みと、シャイアー社が持つ希少疾患を中心とする革新性の高い製品群を活かして、『患者さん中心』の活動をさらに充実させてまいります」と述べています。

希少疾患は、日本では「対象患者数が本邦において5万人未満であること」と定義されています*1。これまで約7,000の希少疾患が発見されていますが、治療法がある疾患はそのうちの5%ほどであり*2、新薬の開発が待ち望まれています。

*1 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000068484.html 
*2 Global Genes. Global Genes Factsheet on Rare Diseases. https://globalgenes.org/rare-diseases-facts-statistics/ (2019年2月22日アクセス)

<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、消化器系疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および希少疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国および地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

以上