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世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターへの参画について

2018年8月1日
-7月に設立された世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターへの参画が決定
-業界を越えた連携による新たなデジタルソリューションを提供し、医薬品によるバリューだけではなくQuality of Lifeの向上に貢献

当社は、このたび、一般社団法人世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター(以下、「日本センター」)に参画することとなりましたので、お知らせします。

世界経済フォーラム 本部(スイス ジュネーブ)では 、昨年、AI、IoTなどを活用した第四次産業革命(注)に関する取り組みを集中的に議論し、実証事業などを実施する拠点として第四次産業革命センターをサンフランシスコに設立しました。日本センターは、これを受けて、7月にサンフランシスコ以外では初めての姉妹拠点を東京に開設したものです。

日本センターでは当初の注力分野としてヘルスケア、モビリティ(移動手段)、データ政策の3つのテーマに対して、政府、企業、国際機関および市民社会のリーダーと共に、革新的なデジタルプログラムを共同で設計し、推進してまいります。 

当社の取締役 ジャパンファーマビジネスユニット プレジデントの岩﨑真人は、「当社では近年、製薬のバリューチェーンにおいてデジタル化を加速してまいりました。創薬ではAIの導入、臨床試験ではウェアラブルディバイスおよびデータプラットフォームの活用、生産・物流ではスマートファクトリー・スマートサプライチェーンの実現、医療関係者向けにはデジタルを活用した効率的な情報活動などに取り組んでいます。今回の日本センターへの参画により、業界を越えた連携による新たなデジタルソリューションを提供し、医薬品によるバリューだけではなく、Quality of Lifeの向上に貢献したいと考えています」と述べています。 

(注)第四次産業革命とは
(内閣府HPより抜粋 http://www5.cao.go.jp/keizai3/2016/0117nk/n16_2_1.html)

第四次産業革命とは、18世紀末以降の水力や蒸気機関による工場の機械化である第1次産業革命、20世紀初頭の分業に基づく電力を用いた大量生産である第2次産業革命、1970年代初頭からの電子工学や情報技術を用いた一層のオートメーション化である第3次産業革命に続くもので、IoT及びビッグデータ、AIなど、いくつかのコアとなる技術革新を指す。

以上