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3月「大腸がん啓発月間」に合わせた武田薬品の取り組みについて

2024年3月28日

- 大腸がんの国内罹患者数は全がん疾患中、男女合わせて1位。女性のがんにおいては死亡者数も1位
- 大腸がん啓発月間に合わせ、大腸がん患者さん向けの疾患啓発サイトをリニューアル、「大腸がんサポートnavi」として新しくリリース
- 大腸がん患者さんとご家族向けのオンラインセミナー「どう伝える?わたしの悩み」の録画を配信


当社は、このたび、3月の大腸がん啓発月間に合わせて、大腸がん患者さん向け疾患啓発サイトをリニューアルし、「大腸がんサポートnavi」として新しくリリースしました。本サイトは大腸がん患者さんやご家族に、大腸がんの病態・治療・生活に関する知識を深めていただき、より良い治療や生活を送っていただくことを目的として作成しています。大腸がん領域においても進んできている「個別化医療」や「薬物療法の説明を聞く際の重要なポイント」をまとめたコンテンツを更新し、患者さん・ご家族が治療や日常生活において有する疑問や悩みに対してQA形式でご紹介する新コンテンツを追加し、よりユーザーフレンドリーなサイトへとリニューアルしました。



また、2024年3月3日(日)に「どう伝える?わたしの悩み ~大腸がん患者さんとご家族のためのオンラインセミナー ~」をがん患者支援団体である認定NPO法人キャンサーネットジャパンと共催しました。セミナーの中では、治療中・治療後に多くの悩みを有している大腸がん患者さんが、悩みを医療者にどのように効果的に伝えたらよいか、医療者とよりよいコミュニケーションを図るためのポイントを、谷口 浩也 先生(愛知県がんセンター 薬物療法部)と山口 育子 様(認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長)よりご紹介いただきました。当日は大腸がん患者さんやご家族の他、医療関係者の皆さまも含む非常に多くの方々にご参加いただきました。セミナーの録画ビデオは、近日中に、当社の「大腸がんサポートnavi」上に掲載します。


これらの活動に加え、当社は全世界で3月は大腸がん啓発カラーであるブルーの衣服や装飾品を身に着ける活動を実施するとともに、日本においては昨年に続き、「大腸がん啓発トイレットペーパー」を一部の当社事業所内トイレに設置し、大腸がん患者さんを招聘した社内講演会実施などを通して、大腸がん検診の重要性を呼びかける活動を行っています。


3月は国際的に「大腸がん啓発月間」と定められ、世界各地でさまざまな啓発活動が行われています。大腸がんは男女ともに罹患者数が年々増加しており、国内の罹患者数は全がん疾患の中で男女合わせて1位、女性のがんにおいては死亡者数も1位であり、男性においては2位となっています*1。大腸がんは早期に発見して治療をすれば90%が完治することができると言われています*2


がん罹患数の順位(2019年)*3

がん死亡数の順位(2022年)*4


当社は、引き続き、患者支援団体や医療関係者の皆様のご協力のもと、大腸がんの疾患啓発や疾患への理解を深めることができるような取り組みを継続してまいります。

*1 国立がん研究センター がん情報サービス 最新がん統計
*2 大腸癌治療ガイドライン 医師用 2022年版
*3 元データ:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)
*4 元データ:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)



<武田薬品について>

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。